暖房は何度になったらつける?

暖房をつけるかどうかは、日付より「室温」で考えると判断しやすくなります。
環境省のウォームビズでは、暖房時の室温の目安を20℃としています。
これはエアコンの設定温度ではなく、部屋の実際の温度のこと。
室温が20℃を下回ってきたら、暖房を使い始める目安になります。
寒さの感じ方には個人差があるので、小さな子どもや高齢の家族がいる場合は、数字にこだわらず早めに使って大丈夫です。関西なら、10月下旬〜11月が目安
たとえば姫路の場合、気象庁の平年値(1991〜2020年)では、平均最低気温は10月が13.4℃、11月が7.3℃です。
日中は過ごしやすくても、朝晩が10℃を下回る日が出てくるのが11月ごろ。関西でも北部や山あいの地域は冷え込みが早いので、もう少し早めに考えておくと安心です。
まずは朝の着替えや、夜にくつろぐ時間など、冷え込む時間帯だけつけるところから始めてみてください。暖房をつける前にやっておきたいこと

冷房シーズンのあとしばらく使っていなかったエアコンは、本格的に寒くなる前に、次の3つを済ませておくと安心です。
フィルターの掃除:環境省によると、フィルターを掃除することで暖房時の消費電力を約6%減らせるとされています。手順はこちら →(エアコン掃除記事へのリンク)
試運転:温風が出るか、いやなにおいや異音、水もれがないかを確認
室外機のまわりを片づける:前に物があると、暖房の効きが悪くなることがあります
暖房を使うと、部屋が乾燥しやすいのはなぜ?
暖房をつけると、空気中の水分の量はほとんど変わらないまま室温だけが上がるので、湿度が下がります。のどがイガイガしたり、肌がつっぱったりするのはこのためです。
冬の部屋の湿度は、40〜60%くらいがひとつの目安です。温度と湿度が一緒に見られる温湿度計があると、暖房や加湿のタイミングを決めやすくなります。冬の床のすき間、まずは様子を見て
乾燥の影響は、家にも表れることがあります。冬になると、フローリングの板のあいだなどに、夏には気にならなかったすき間が見えることがあります。
木質のフローリングは、湿度が高いと水分を吸って伸び、乾燥すると水分を放出して縮む性質があります。そのため、冬や床暖房を使う時期には一時的にすき間が広がり、湿度が高くなる季節には小さくなることもあります。
すき間を見つけても、季節による伸縮が原因の場合は、すぐに補修材などで埋めるのではなく、まずは様子を見てみましょう。
ただし、すき間が大きくなっている、床が浮いている、床鳴りがするなど気になる症状がある場合は、施工した会社やリフォーム会社などに相談すると安心です。
加湿器がなくてもできる乾燥対策
少し湿度を足したいときは、家にあるものでもできることがあります。
洗濯物を部屋干しする
濡らしたタオルを部屋に干す
加湿のしすぎにも注意

終わりに
暖房をつけるタイミングは、我慢くらべではなく、室温と体の感覚で決めて大丈夫です。
温度計を置いてみる、フィルターを一度掃除しておく。それだけでも、冬の始まりはずいぶん過ごしやすくなります。
床のすき間や窓の結露に気づいたら、家からの「乾燥してるよ」「湿気が多いよ」のサインかもしれません。