【防災の日はいつ?】備蓄で本当に必要なものとは?|防災グッズリスト  

2026.08.19 10:00 - コメント - By 斉藤 あかり

防災の日はいつ?    
    

防災の日は、9月1日(火)です。

毎年9月1日は、防災の日と決められており、8月30日から9月5日までは「防災週間」とされています。9月1日は、1923年に関東大震災が発生した日。その教訓を忘れず、地震や台風、豪雨などへの備えを見直す日として、防災の日が設けられました。夏休みが終わる時期でもあるため、家族がそろう休日などを利用して、備蓄や避難場所について話しておくのも良いですね。

本当に必要な
防災グッズ

防災グッズを準備するときは、次の2つを軸に考えましょう。

●自宅で過ごすための「備蓄品」  

災害後も自宅で生活できる場合に使うものです。水や食料、携帯トイレ、カセットこんろ、衛生用品など、数日間の生活を支えるものを用意します。

●避難するときに持ち出す「非常持出品」    

危険が迫り、自宅から避難するときに持っていくものです。

飲料水、すぐに食べられる食品、常用薬、懐中電灯、モバイルバッテリー、身分証明書などをリュックにまとめます。非常持出袋に何でも詰め込むと、重くなって避難しにくくなります。持ち出すものは必要最低限にし、数日分の備蓄は自宅に置いておきましょう。姫路市も、避難に支障が出ない重さにするよう呼びかけています。

備蓄は何日分必要?  

家庭の備蓄は、最低3日分、できれば1週間分が目安です。

大きな災害では、道路や物流が止まり、スーパーやコンビニに商品が届かなくなることがあります。避難所へ行っても、すぐに十分な水や食料が受け取れるとは限りません。最初から1週間分をすべてそろえようとすると、量も多くなり、場所も取るので、まずは3日分を準備し、その後、普段の買い物で少しずつ増やしていく方法がおすすめです。

見直したい備蓄リスト|防災の日

1.飲料水|1人1日3リットルが目安  

飲料水は、1人につき1日3リットルが目安です。飲むための水だけでなく、簡単な調理に使う分も含めて考えます。

必要な量は、次のようになります。

  • 1人分:3日間で9リットル、1週間で21リットル

  • 2人分:3日間で18リットル、1週間で42リットル

  • 4人分:3日間で36リットル、1週間で84リットル

4人家族で1週間分となると、かなりの量になります。


2.食料|普段から食べているものを少し多めに  

防災用の食料というと、一般的には、乾パンやアルファ米を思い浮かべる方が多いと思います。もちろん長期保存できる非常食も便利ですが、それだけで1週間分をそろえる必要はありません。

災害直後は電気、ガス、水道が使えない可能性もあるため、まずは開封してすぐに食べられるものを用意しておきましょう。


缶詰/レトルトのおかゆ/パックごはん/パンの缶詰/ビスケット・クラッカー/栄養補助食品/魚や肉の缶詰/常温保存できる野菜ジュース/ドライフルーツ/チョコレート・あめ 

3.常用薬と救急用品|薬の名前も確認

災害時は、いつも利用している病院や薬局へすぐに行けるとは限りません。日常的に飲んでいる薬がある場合は、薬がなくなる直前まで待たず、余裕をもって受診や受け取りを済ませておきましょう。


日常的に服用している薬/お薬手帳/薬の名前や服用量を記録したメモ/ばんそうこう/包帯/消毒用品/傷薬/胃腸薬/鎮痛解熱剤/体温計/マスク/生理用品/コンタクトレンズ用品や予備の眼鏡

4.モバイルバッテリー|持っているだけではなく充電も確認  

災害時のスマートフォンは、家族との連絡だけでなく、避難情報や気象情報を確認するためにも使います。そのため、モバイルバッテリーは、防災グッズの中でも優先して用意したいもののひとつです。


モバイルバッテリーは、非常持出袋に入れたままにせず、定期的に取り出して充電状態を確認しましょう。また、真夏の車内や直射日光が当たる窓際など、高温になる場所での保管は避けてください。


膨らみ、異常な発熱、変形などが見られる場合は使用を中止してください。

5.携帯トイレ|水や食料と同じくらい大切  

備蓄品の中で忘れやすいのが、携帯トイレや簡易トイレです。

断水した場合、便器に大きな破損がなくても、水を流せないことがあります。無理に水を流すと、排水管の破損や詰まりによって汚水が逆流する可能性もあるため、災害後は自治体などの案内を確認してから使用します。


《4人家族の場合の目安》

  • 3日分:60回分

  • 1週間分:140回分


家族4人想定の備蓄リスト|シミュレーション  

4人家族の場合の備蓄を何から始めればよいか迷った場合は、まず3日分用意します。


《家族4人の3日分の備蓄目安》

  • 飲料水:36リットル

  • 食料:36食分

  • 携帯トイレ:60回分

  • 家族が日常的に使っている薬

  • モバイルバッテリーと充電ケーブル

  • 懐中電灯と予備電池

  • カセットコンロとガスボンベ

  • 衛生用品


食料は、主食だけを36食そろえるのではなく、缶詰やスープ、野菜ジュース、お菓子などを組み合わせます。家族全員が無理なく食べられるものを選び、休日の昼食などに実際に食べてみると、量や味、調理方法も確認できます。

姫路で防災を体験するなら「ひめじ防災プラザ」   

姫路市三左衛門堀西の町にある「ひめじ防災プラザ」では、地震や煙からの避難、消火などを体験しながら防災を学べます。入館は無料で、体験時間は約60~80分です。家族で災害時の行動を考えるきっかけにもなるでしょう。


所在地:姫路市三左衛門堀西の町3番地
開館時間:午前9時30分~午後5時(最終受付は午後4時)

※休館日や体験時間が変わる場合があるため、訪れる前に姫路市の公式ページをご確認ください。

防災の日を「備蓄を使ってみる日」に  

防災用品は、購入して保管するだけでは、いざというときにうまく使えないことがあります。


アルファ米を実際に作る、携帯トイレの説明書を読む、モバイルバッテリーでスマートフォンを充電するなど、一度試しておくことも大切です。防災の日には、備蓄品を点検するだけでなく、期限が近い食品を家族で食べてみるのもよいでしょう。


一度にたくさん買うより、普段の暮らしの中で使いながら補充する方が、備えを続けやすくなります。まずは家にある水の本数を数えるところから、今年の防災の日の準備を始めてみませんか。

斉藤 あかり

斉藤 あかり

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