春のお彼岸 2026|春分の日とは?期間・やること・お供えの食べ物まで 

2026.03.07 10:00 - コメント - By 斉藤 あかり

昼と夜の長さがほぼ同じになる春分。
寒さがゆるみ、光が少しずつ強くなる頃ですね。

この時期には、春分の日と春のお彼岸が重なります。

祝日と、 ご先祖様に思いを向ける期間。3月の節目にあるこの時間を、2026年の日程とともに気になるお供えの食べ物もみていきましょう。

 春分とは|天文学上の節目    

春分は、太陽が天の赤道を通過する瞬間を含む日を指します。昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。

太陽は真東から昇り、真西に沈みます。この「春分」は暦の基準となる重要な節目で、毎年、国立天文台の観測に基づいて日付が定められます。

2026年の春分3月20日(金)

 春のお彼岸とは|仏教行事      

日本では古くから、春分・秋分の時期に仏事が営まれてきました。春のお彼岸は、春分の日を中日とした前後3日間を含む7日間の期間です。

2026年 春のお彼岸  

  • 彼岸入り:3月17日

  • 中日(春分):3月20日

  • 彼岸明け:3月23日


仏教では、悟りの世界を「彼岸」、私たちの世界を「此岸」と呼びます。春分・秋分は太陽が真西に沈むことから、西方にあるとされる極楽浄土の思想と結びつき、この時期にご先祖様を供養する習慣が日本で広まりました。歴史的にも、春分・秋分を中心に彼岸会が営まれていた記録が残っています。

  春分の日とは|国民の祝日          

現在の「春分の日」は、法律で定められた国民の祝日です。

趣旨は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」。もともとは宮中行事「春季皇霊祭」に由来しますが、戦後の祝日法により現在の形になりました。つまり、春分(天文学上の節目)があり、その時期に彼岸行事が行われており、その後、祝日として制度化されたとされています。

  春のお彼岸と春分の日にやること         

●お墓参り  

春のお彼岸の期間中、ご先祖様のお墓参りをする家庭が多く見られます。

  • お墓の掃除

  • 花や線香を供える

  • 手を合わせる

中日に行く方が多いですが、期間中であれば問題ありません。

仏壇のお参り・家を整える  

遠方の場合は、仏壇に手を合わせるだけでも十分です。春分は季節の大きな節目です。仏壇や玄関を整えたり、家の掃除をしたりする方もいます。

春分の日らしい過ごし方    

春の日差しが心地よいこの時期は、ピクニックをして春の自然に触れたり、部屋に花を飾ってみたり。そんな過ごし方も、この日にふさわしい時間です。

  春のお彼岸のお供え|食べ物について       

春のお彼岸のお供えとして広く知られているのが、ぼたもちです。春に咲く牡丹の花にちなむ名前で、秋は萩にちなみ「おはぎ」と呼ばれます。

小豆の赤色には邪気を払う意味があるとされ、供え物として定着しました。そのほかにも、季節の果物や精進料理、故人の好物など、感謝の気持ちを表すことが大切とされています。

  まとめ|3月の節目として         

昼と夜の長さがほぼ同じになる春分。
その節目を中心に、春のお彼岸があり、春分の日があります。天文学上の区切りがあり、そこに仏教行事が重なり、さらに祝日として制度化されたもの。それぞれの成り立ちは異なりますが、3月という同じ時期に続いてきました。毎年当たり前のように迎えている行事も、背景を知ると、少しだけ見え方が変わります。今年の春分とお彼岸も、静かに迎えられたらそれで十分かもしれません。

斉藤 あかり

斉藤 あかり

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