梨やぶどう、栗、さつまいも、さんま、新米。
スーパーに並ぶ食べ物が少しずつ変わってくると、「今年も秋が来たな」と感じますね。
今回は、秋に食べたい旬の食べ物や、知っていると少し誰かに話したくなる秋の味覚のお話をご紹介します。
どうして「食欲の秋」というの?

秋といえば、「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」、そして「食欲の秋」。
なかでも食欲の秋は、普段の暮らしの中でも感じやすい秋かもしれません。
では、なぜ秋になると食欲がわくのでしょうか。
秋は旬を迎える食べ物が豊富な季節です。
さつまいもや栗、柿、梨、ぶどう、きのこ、さんま、鮭、新米……。
店先を見ても、おいしそうなものが次々と並びます。
昔から秋は実りの季節。たくさんの食材が収穫の時期を迎えることも、「食欲の秋」といわれる背景のひとつと考えられています。秋になったら食べたい「秋の味覚」
秋の食べ物といっても、その種類はさまざま。ここでは、数ある秋の味覚のなかから、身近で楽しみやすいものを紹介します。

●さつまいも|実は掘りたてが一番甘いわけではない?
焼きいも、大学いも、スイートポテト。
秋になると食べたくなるもののひとつが、さつまいもです。実は、さつまいもは「収穫したてが一番おいしい」とは限りません。収穫は8~12月ごろですが、食べ頃は10月から翌年1月ごろとされています。

●栗|ひと手間かけても食べたくなる秋の味
秋になると、一度は食べたくなる栗。栗ご飯にすると、いつもの白いご飯が一気に秋のごちそうになります。モンブランや栗きんとんなど、秋になると栗を使ったお菓子が増えるのも楽しみのひとつです。

●きのこ|一種類より、いろいろ混ぜると楽しい
しいたけ、しめじ、まいたけ、えのきなど、秋に楽しみたい食材のひとつがきのこです。きのこご飯、ホイル焼き、スープ、パスタ、鍋など、使い道も豊富。鮭と一緒にホイル焼きにしたり、炊き込みご飯にしたりすれば、一皿で秋らしい食卓になります。
しかし、山などに生えている野生のきのこには、食用のものと見分けにくい毒きのこがあります。確実に食べられると判断できない野生のきのこは「採らない・食べない」よう注意を呼びかけています。
秋は果物もおいしい!
秋の楽しみは、野菜や魚だけではありません。果物売り場も、一年のなかで特ににぎやかな季節です。

●梨|まだ暑さが残るころから楽しめる秋の味
秋の果物のスタートを感じさせてくれる梨。
冷蔵庫で冷やした梨の、シャリッとした食感とたっぷりの果汁。夏の暑さが少し残っている時期にも食べやすい果物です。

●ぶどう|品種を選ぶ楽しみも秋ならでは
巨峰、ピオーネ、シャインマスカットなど、ぶどうも種類が豊富です。粒の大きさ、甘み、香り、皮ごと食べられるものなど、品種によって特徴もさまざま。

●柿|秋が深まるころに食べたい果物
そのまま食べるイメージが強いですが、かための柿なら薄く切ってサラダに入れたり、白和えにしたりしても美味しく食べられます。

●りんご|秋から冬へつながる楽しみ
りんごも秋からさまざまな品種が店頭に並びます。
秋においしい旬の魚
秋の味覚は、野菜や果物だけではありません。魚にも旬があり、秋になると食卓で楽しみたい魚があります。

●さんま|秋の食卓に一度は並べたい
秋の魚と聞いて、さんまを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。漢字では「秋刀魚」と書きます。
細長く銀色に輝く姿が刀のように見えることなどから、この漢字が使われています。

●秋鮭|きのこと合わせれば秋らしい一皿に
秋に楽しみたい魚として、鮭も外せません。
秋に川へ戻ってくるシロザケは「秋鮭」と呼ばれます。焼き魚はもちろん、きのこや野菜と一緒にホイル焼きにすると、秋らしい一品に。

●戻りがつお|春とは違った味わいを楽しむ
かつおには、春と秋に楽しめる時期があります。
春に北上するかつおは「初がつお」、秋に南下してくるものは「戻りがつお」と呼ばれます。秋の戻りがつおは脂がのりやすく、春とはまた違った味わいが楽しめます。
秋の実りを味わうなら新米も忘れずに

秋といえば、日本の食卓に欠かせないお米も、秋に収穫の季節を迎えますね。
そんな、お米好きにはたまらない新米ですが、「新米」はいつまで新米と呼ばれるのかご存知ですか??
実は、その年に収穫されたお米なら、いつまでも「新米」と表示できるわけではありません。
食品表示基準では、その年に収穫された米のうち、その年の12月31日までに包装された玄米、または精米・包装された精米など、一定の条件を満たしたものを「新米」と呼びます。

