「子どもの習い事って、何歳から始めるのがいいんだろう?」早く始めたほうがいいのか、 本人がやりたいと言うまで待つべきなのか。そもそも、習い事は本当に必要なのか。そんなふうに感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は習い事のメリット・デメリットと併せて、年齢ごとの目安をまとめていきます。習い事のメリット、デメリット

●習い事の主なメリット
- 集団の中で学ぶ経験ができる…先生や友達との関わりを通して、ルールや順番、協調性に触れる機会が増えます。
「できた」という成功体験を積みやすい…小さな目標をクリアしていくことで、自信につながりやすくなります。
好きなこと・得意なことに出会うきっかけになる…家庭では触れなかった分野に興味を持つこともあります。
運動・音楽・言語など、特定の力を伸ばしやすい…続けることで成長が見えやすい分野も多くあります。
●習い事の主なデメリット
時間に追われやすくなる…平日や休日が習い事中心になり、自由な時間が減ることがあります。
親の負担が増える…送迎や準備、スケジュール管理など、親の関わりが欠かせません。
子どもが「やらされている」と感じることがある…本人の気持ちとずれると、楽しさよりも義務感が強くなる場合もあります。
家庭のペースに合わないことがある…生活リズムや家計に無理が出ると、続けること自体が負担になります。
習い事を「させない」選択肢
最近は、あえて習い事をしないと決めている家庭もあります。
家族で過ごす時間を大切にしたい
家庭の中で生活習慣を丁寧に身につけさせたい
自由な時間の中で、子ども自身の興味を育てたい
習い事は「何歳から始める家庭が多い」?
一般的には、3〜6歳ごろに習い事を始める家庭が多い傾向があります。園生活に慣れ、生活リズムが整ってくる時期でもあります。ただし、 「この年齢で始めないと遅い」ということはありません。小学校に入ってから始める家庭もあれば、本人の「やってみたい」という気持ちを待つ家庭もあります。
年齢別|おすすめの習い事
★ 2〜3歳ごろ|体験することメイン
この時期の習い事は、上達や成果を求めるものではありません。新しい環境や人に触れること自体が経験になります。「できるかどうか」より、その時間を楽しめたかどうかが大切です。 途中でやめても、それは失敗ではありません。
この時期におすすめの習い事 親子リトミック・音楽遊び、ベビースイミング・水慣れ教室、親子体操・運動遊びなど
★ 4〜5歳ごろ|好き・嫌いが少しずつ見え始める
集中できる時間が伸び、 「楽しい」「また行きたい」という気持ちが育ちやすい時期です。合わなければやめる、別のものを試す。 その柔軟さも、成長の一部です。
この時期におすすめの習い事 スイミング、体操教室、ダンス、英語遊び・英会話など
★ 小学校低学年|「続ける」ことを意識
学校生活が始まり、 曜日や時間の見通しが立てやすくなります。「少し難しいけど頑張りたい」という気持ちが芽生えやすく、続けることで得られる達成感を感じやすい時期です。
この時期におすすめの習い事 ピアノなどの音楽系、習字、サッカー・野球などのスポーツ、英会話など
★ 小学校中学年以降|本人の意思を最優先に
この頃になると、 習い事は「やっているもの」から「自分で選ぶもの」に変わっていきます。始めた年齢より、どう向き合ってきたかが意味を持つ段階です。友達の影響で興味が変わったり、部活との両立を考え始めると、今後は習い事を減らす・やめる判断が出てくることもあります。
「続けること」の大切さを学ぶ
習い事は、続けることで身につくこともたしかにあります。コツコツ取り組む姿勢や、小さな「できた!」の積み重ねは、大人になってからも役に立つものですよね。
でも、気持ちがついていかないまま、「せっかく始めたから」「途中でやめるのはもったいないから」と無理に続けることが、いつもプラスになるとは限りません。
場合によっては、疲れてしまったり、自信をなくしてしまうこともあります。
もし本人が「これ、好きかも」「もう少しだけ続けてみたい」そう感じているなら、その気持ちを大事にしてあげたいところです。続けるかどうかは、頑張らせるよりも、気持ちを聞くことから考えてみてもいいのかもしれません。
まとめ|習い事に“正解”はない
子どもの習い事に、ひとつの正解はありません。
早く始めてもいいし、遅く始めてもいいんです。家庭ごとに大切にしたい時間や価値観は違います。 迷いながら選ぶ時間も含めて、子育ての一部です。「今のわが家には、どんな形が合っているか」その視点を大切にしながら、無理のない選択をしていけるといいですね。
