寒さや乾燥が厳しくなる季節、「風邪をひいている人が多い中、あの人だけはいつも元気」という方。皆さんのまわりにいませんか?
違いは、日々の“食べ方”や“体の温め方”にあるのかもしれません。免疫力は、体をウイルスや細菌から守るための自然なチカラ。しっかり食べて、体を冷やさず、腸内環境を整える――そんな小さな積み重ねが、風邪をひかない体づくりにつながります。今回は、免疫力を高める食べ物や、冷え性・乾燥にも効果的な食習慣をわかりやすくまとめました。
免疫力を高める3つの基本ポイント
免疫力を上げたいときは、まず次の3つを意識してみましょう。
栄養バランスのとれた食事を意識する
体を冷やさないようにする
腸内環境を整える
風邪をひかない人が食べているもの
いつも元気でいる方は、実は日ごろの食事やちょっとした習慣で、免疫力を落とさない工夫をしているのかもしれません。ここでは、そんな“風邪をひかない人”が食べているかもしれない、免疫力を高める食べ物を紹介します。を紹介します。
① ビタミンCを含む食べ物(風邪予防の定番)
ウイルスと戦う白血球の働きを助けるビタミンCは、免疫力アップの代表格!体内で作れないため、こまめに摂ることが大切です。
おすすめ食材:みかん、キウイ、柚子などの柑橘類、ブロッコリー、パプリカ、キャベツ
👉 加熱に弱いので、サラダやスムージーなど“生”のまま取り入れるのがおすすめです。② 良質なたんぱく質(免疫細胞の材料に)
免疫細胞の主成分はたんぱく質!動物性・植物性をバランスよく摂ることで、抵抗力のある体をつくれます。
おすすめ食材:鶏むね肉、鮭、卵、納豆、豆腐、味噌
消化に優しく、体も温まる鶏むね肉のスープや豆腐鍋は冬にぴったり。③ 発酵食品(腸を整えて免疫を底上げ)
腸には免疫細胞の約7割が集中しているといわれています。腸内環境を整えることが、免疫力アップに直結します。
おすすめ食材:ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、甘酒
朝食にヨーグルト+はちみつ、夜は味噌汁など、1日1回は発酵食品を。④ β-カロテン・ビタミンA(乾燥から粘膜を守る)
冬の乾燥で弱りやすい鼻や喉の粘膜。β-カロテンやビタミンAがその防御壁を強くします。
おすすめ食材:にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜
油と一緒にとると吸収率が上がるため、オリーブオイル炒めがおすすめです。食事+生活で整える“冬の免疫習慣”
免疫力を高めるには、食事だけでなく生活リズムも大切です。
6〜7時間の睡眠をしっかりとる
湯船に浸かって体を温める
軽いストレッチや深呼吸で血流を促す
室内の湿度を40〜60%に保つ
まとめ
免疫力を高める食事は、特別なものではなく、日々の食卓の中にあります。ビタミン・たんぱく質・発酵食品をバランスよくとり、体を冷やさない工夫を。
忙しい毎日でも、あたたかいスープや旬の野菜を取り入れるだけで、風邪・冷え・乾燥に強い“冬に負けない体”をつくることができます。







