新年度が近づくこの時期。
進学や転勤、生活環境の変化に合わせて、家計を見直そうと考える方も多いのではないでしょうか。
「節約しなきゃ」と思うと、つい食費や日用品から削ろうとしてしまいがちですが、実は家計を整えるときにまず見直したいのが固定費です。
固定費は一度見直すだけで、毎月の支出が自然と軽くなることがあります。
家計の見直しは「固定費」から

家計管理というと、「節約」「我慢」「細かい記録」というイメージを持つ方も多いと思います。しかし、実際に家計を整えるときは、次の順番で見直すと無理なく続きます。
① 固定費を見直す
② 生活費を整える
③ 貯蓄や資産形成を考える
特に固定費は、毎月必ず出ていくお金で金額も大きいので、一度見直しておくと、大きく変わってきます。
例えば月5,000円の見直しでも、1年間で6万円になります。そのため、まずは「大きく動かせる部分」から整えていくのがおすすめです。年度が変わる前に見直したい家の固定費

● 通信費(スマホ・インターネット)
固定費の中でも、見直し効果が出やすいのが通信費です。最近は格安プランやオンライン契約のサービスも増え、以前より料金の選択肢が広がっています。
現在のデータ使用量や、家族の契約状況を見ながら、不要なオプションをつけていないか、などを一度整理してみると、意外とシンプルにできることがあります。
● 保険料
保険は一度加入すると、そのまま長く続けているケースも多いですよね。ただ、家族構成やライフステージが変わると、必要な保障も変わります。
子どもの成長
住宅購入
住宅ローンの団体信用生命保険
などによって、重複している保障がある場合もあります。そのため、保険を見直すときは「今の生活に合っているか」という視点で整理してみると、保険料のバランスを整えやすくなります。
● サブスク・定期サービス
近年増えているのが、サブスクリプション型のサービスです。動画配信、音楽、オンライン学習、アプリなど、便利なサービスが多い一方で、気づかないうちに増えていることもあります。
今も使っているか
似たサービスが重複していないか
家族で共有できるプランはないか
● 住宅費(家賃・ローン)
家計の中で最も大きな固定費になるのが住宅費です。すぐに大きく変えるのは難しいですが、長い目で見ると次のような見直しが考えられます。
住宅ローンの借り換え
管理費や共益費の確認
住まい方の見直し
家計見直しの進め方
● 少しずつゆっくりと進めてOK
家計を整えようとすると、完璧に管理しようとして疲れてしまうことがあります。
無理なく続けるためには、次のような考え方が役立ちます。一度に全部やろうとしなくても大丈夫です。 固定費の見直しは、一度に全部整理しようとすると負担が大きくなります。
今月は通信費、来月は保険というように、少しずつ進めていくと取り組みやすくなります。
● 家族としっかり共有する
家計は家族で使うものだからこそ、情報を共有しておくことも大切です。契約しているサービス、保険の内容や、月々の固定費など整理しておくと、将来のライフプランも考えやすくなります。
固定費チェックリスト
年度が変わる前に、次の項目を一度確認してみましょう。
□スマホ料金・通信プラン
□インターネット回線
□保険の保障内容
□動画・音楽などのサブスク
□家賃や住宅ローン
□定期購入サービス
年度の変わり目は、家計を整えるタイミング
新しい年度が始まる前は、生活を見直すよいタイミングでもあります。毎月出ていく固定費が、今の生活に合っているかを一度確認するだけでも、家計の流れが見えやすくなります。
暮らしを無理に切り詰めるのではなく、必要なところにお金を使える状態に整えること。それが、長く続く家計管理のコツかもしれません。
