鏡開きはいつ?意味や由来、正しい食べ方まで|知ると丁寧に過ごしたくなる日本の行事  

2026.01.07 17:00 - コメント - By 斉藤 あかり

お正月のにぎやかさが落ち着き、少しずつ日常へ戻っていく1月中旬。
この時期に行われる日本の行事が「鏡開き」です。

鏡開きは、年神様にお供えした鏡餅を下ろし、一年の無病息災を願う、大切な節目です。
今回は、鏡開きの由来や楽しみ方を一緒に見ていきましょう。

  鏡開きとは?行事の意味と成り立ち

●鏡開きとは?

鏡開きとは、お正月に年神様へお供えしていた鏡餅を下ろし、家族で分けて食べる行事です。鏡餅は、年神様が宿る依り代(よりしろ)と考えられてきました。そのため、鏡開きは単に飾りを片づけるのではなく、年神様の力を分けていただき、一年の無病息災を願う意味を持っています。です。

丸い形の鏡餅には、「円満」「調和」「家族の和」といった願いが込められており、それを家族で分け合う大切な行事とされてきました。「円満」「調和」「家族の和」といった願いが込められており、それを家族で分け合う大切な行事とされてきました。

●なぜ「開く」というのか?

鏡開きでは、「割る」「切る」という言葉や行為が避けられてきました。日本語には、人生の節目や大切な行事の場面で、縁起の悪い言葉を使わないという考え方があります。

結婚式で「切れる」「別れる」といった表現を避けるのも、その一例です。鏡開きも同じように、鏡餅を下ろす行為を「割る」とは言わず、運が開ける、未来がひらくという意味を込めて「開く」という言葉が使われてきました。「開く」という言葉が使われてきました。「開く」という言葉が使われてきました。


鏡開きはいつ?地域ごとの違い

鏡開きは、一般的には1月11日に行われます。これは、年神様をお迎えする期間である「松の内」が明けたあと、お供えしていた鏡餅を下ろす、という流れからきています。ただし、鏡開きの日にちは全国で同じではありません。

  • 関東地方:1月11日

  • 関西地方:1月15日

  • 一部地域:1月20日など


関西では、松の内を15日までとする地域が多かったことから、鏡開きも15日になるケースが今も残っています。

家庭や地域の慣習によって変わってくるため、いつが正解・不正解ということはありません。

 鏡開きはどうやって行う?

もともとの鏡開きは、鏡餅を木槌などで割るのが一般的でした。

これは、鏡餅が神様にお供えした神聖なものであること、また「切る」という行為を避ける意味があったためです。

しかし、近年では、中に個包装の切り餅が入った鏡餅や、最初から食べやすい形に作られたものもがほとんどではないでしょうか?こうした鏡餅は、手軽に行事を楽しみながら、衛生面や安全面に配慮されているため、行事として一般家庭でも取り入れやすいですよね。


 鏡開きのお餅、どう食べる? 

鏡開きで下ろした鏡餅は、食べることが大切とされています。年神様の力を分けていただき、無病息災を願う意味があるからです。

鏡開きの食べ方としてもっともよく知られているのが、おしるこやぜんざい。小豆には邪気を払う力があるとされ、甘くやさしい味わいは、お正月の締めくくりにぴったりです。ほかにも、雑煮・焼き餅・揚げ餅…など、家庭ごとにさまざまな食べ方があります。

鏡開きには「おいしく食べられる方法」で楽しみましょう!

鏡開きは、お正月に年神様へお供えした鏡餅をいただき、一年の無病息災や家庭円満を願う行事です。意味や由来を知って行うと、鏡開きという行事をより味わい深く楽しめます。

それぞれのやり方で、一年の始まりに願いを込めて鏡開きを迎えられるといいですね。

斉藤 あかり

斉藤 あかり

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