新年のはじまりに欠かせない初詣。 何気なくお参りしているその行動、実は知らずにマナーを外していることも少なくありません。
「これって合ってるのかな?」そんな今更聞けない疑問を持ったことがある人に向けて、 初詣でついやりがちな“NG行動”と、覚えておきたい基本マナーをまとめました。1|参道の真ん中を歩くのはNG

神社の参道は、神様が通る道とされています。そのため、参道の中央は空け、左右どちらかを歩くのが基本的なマナー。初詣の時期は人が多く、流れに任せて歩いてしまいがちですが、立ち止まるときや会話をするときも中央は避けたいところです。
▶︎ 意識したいポイント
・参道の端を歩く
・立ち止まるときも中央は避ける
2|鳥居の前で一礼しないのはNG

鳥居は、神域と日常の境目。くぐる前と、帰るときに軽く一礼するのが丁寧なお参りとされています。
深く頭を下げる必要はなく、立ち止まって軽く会釈する程度で十分です。気持ちを切り替える“スイッチ”としても、自然な所作です。
3|手水舎をてきとうにするのはNG

混雑していると、つい流れ作業になってしまう手水舎(ちょうずや)。本来は、心と体を整えるための準備の場です。
基本の流れは以下の通り。
・右手で柄杓を持ち、左手を清める
・左手に持ち替え、右手を清める
・左手に水を受け、口をすすぐ
・もう一度左手を清める
4|お賽銭の投げ音は立てすぎNG

お賽銭は、願いを叶えるためのものではなく、感謝の気持ちを表すものとされています。
投げ入れたり、大きな音を立てたりする必要はありません。そっと納めて、静かに手を合わせるほうが無難です。
金額に意味があったりもしますが、それよりも、どんな気持ちで手を合わせるかが大切です。
5|お願いごとだけを一方的に伝えるのはNG

初詣というと「お願いをする場」という印象が強いですが、本来は日々の感謝を伝えることが先とされています。
・一年無事に過ごせたこと
・支えてくれた人や環境への感謝
初詣は、気持ちよく
初詣のマナーは、知らなかったからといって運が下がるものではありません。大切なのは、新しい年のはじまりに気持ちを整えること。
少し立ち止まり、空気を感じて、手を合わせる。それだけでも、初詣の時間は十分に意味のあるものになります。
今年の初詣が、心地よい一年のスタートになりますように。