《冬の洗濯は乾かない??》部屋干しでもしっかり乾かすコツと時短テク  

2025.11.05 17:00 - コメント - By 斉藤 あかり

冬の洗濯が乾きにくい理由 ・・・

冬は「気温」「湿度」「風」がそろって低下するため、洗濯物の水分が蒸発しにくくなります。
気温が10℃を下回ると、洗濯物が自然乾燥するまでに約10〜12時間以上かかることも。
さらに夜や朝方に外干しをすると、逆に湿気を吸ってしまうこともあるため注意が必要です。

【部屋干し派】冬でもしっかり乾かすコツ5選  

1. 干す前の「脱水」を見直す  

洗濯機の脱水を1〜2分延長するだけで、乾くスピードが格段にアップ!ただしシワになりやすい衣類は、乾燥タオルに包んで軽く押し絞る「タオルドライ」がおすすめです。

2. 間隔をあけて“風の通り道”を作る  

洗濯物同士がくっつくと空気が通らず、乾きにムラが出ます。5cm以上の間隔を空けるだけで風の流れが生まれ、乾燥時間を短縮できます。

3. 扇風機やサーキュレーターを活用  

部屋の空気を循環させることで、洗濯物全体にまんべんなく風を当てられます。
下から上に向けて風を送るのがポイント。エアコンと併用すればさらに時短に。

4. 除湿機やエアコンの“乾燥モード”を使う  

湿度が高いと蒸発が遅くなるため、除湿機を使うと効率的。冬の部屋干しでは湿度40〜50%が理想的です。

5. 干す時間帯は朝〜昼がベスト  

夜干しは気温・湿度が低下するため乾きにくく、ニオイの原因にも。朝〜昼(10時〜15時)の間に干すのが◎です。

【外干し派】冬でも乾かすための工夫3選  

1. 日当たりと風通しを優先  

冬の日差しは貴重。ベランダや庭の日が当たる場所に斜め掛けで干すと効果的です。
風が通る位置を選ぶことも忘れずに。

2. 洗濯物を“裏返して”干す  

厚手のトレーナーやデニムは内側が乾きにくいため、裏返して干すと時短に。ポケットの中なども忘れずチェックを。

3. 部分乾燥→仕上げは室内で  

外干しで半乾きになったら、室内で仕上げ乾燥を。エアコン前や浴室乾燥機など、最後に暖かい風で乾かすことでニオイも防げます。

乾かない時に使える!便利アイテム3選  

除湿機付きサーキュレーター

→ 風+除湿でスピード乾燥。冬の部屋干しの強い味方。

速乾ハンガー(アーチ型・回転式など)

→ 空気の通り道を確保し、厚手の衣類もムラなく乾く。

抗菌・防臭洗剤

→ 「部屋干し臭」を防ぎ、冬でもすっきりとした仕上がりに。

冬の洗濯、乾くまでの時間目安(目安温度別)  

気温や湿度によって、洗濯物が乾くスピードはぐっと変わります。
おおよその目安は次のとおりです。

  • 室温10℃・湿度70%前後 … 約12〜15時間かかる

  • 室温15℃・湿度60%前後 … 約8〜10時間で乾く

  • 室温20℃・湿度50%前後 … 約5〜6時間が目安

厚手の衣類やバスタオルなどは、さらにプラス2〜3時間ほど見ておくと安心です。

まとめ|寒い季節も“カラッと乾く”快適洗濯を  

冬はどうしても洗濯物が乾きにくい季節ですが、ちょっとした工夫と家電の力を借りれば、部屋干しでも快適に乾かせます。毎日の洗濯をストレスなくこなして、冬の暮らしをもっと心地よく過ごしましょう。

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斉藤 あかり

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