姫路市中央卸売市場のこれからを考える「市場将来プロジェクトチーム」。
市場で働く若き後継者たちが集まり、商談会や市場感謝祭、料理教室など、さまざまなイベントを形にしています。
普段はそれぞれの仕事に向き合うメンバーが、なぜ市場の将来を考え、動き続けるのか。
__ 市場の将来を考える「市場将来プロジェクトチーム」
__ 個性豊かなメンバーが集まる、活気あるチーム
今回、企画や運営の中心となる市場将来プロジェクトチームの「総括部」の会議を見学させていただきました。
これこそがこのチームの魅力なのだと、堀江さん。
常識にとらわれすぎず、一人ひとりの個性や発想を大切にしながら、出てきたアイデアを「どうすれば実現できるか」まで考えて形にしていきます。
__ 市場将来プロジェクトチームが目指す方向
「これが正解とは一概には言えませんが」と前置きしたうえで、市場の課題について「チームのみんなに共通しているのは、『このままではいけない』という想いだと思います」と堀江さん。
長い歴史を持つ姫路市中央卸売市場。
市場を取り巻く環境は大きく変わり、特にここ5年、10年ほどの変化は、とても速くなっているといいます。
一方で、長く続いてきた仕組みや考え方を変えることは簡単ではありません。
「商売の本質や、市場として大切にしないといけない部分は、どんな時代でも変わらないと思うんです。」
大切なものは守りながら、時代や環境に合わせて、商品を届ける方法や受け入れる仕組みは変えていく。
「入口と出口は、環境に合わせて変化させていかないと、生き残っていけないと思っています」
市場の本質を守るためにも、変えるべきところは変えていく。その言葉に、市場将来プロジェクトチームが目指す方向が表れているように感じました。
__ イベントや料理を通して、市場をもっと身近に
市場将来プロジェクトチームが力を入れている取り組みのひとつが、地域の方を対象とした料理教室です。
「料理をして、食べていただかないことには、僕たち生鮮食品を扱う仕事は成り立たないと思っています。」
市場で働く人から食材について学び、自分たちで料理して味わう。そこには、市場や食材をもっと身近に感じてもらいたいという想いがあります。
料理を通じた出会いの場「市場で恋する料理教室」など、新しい企画も広がっています。
食材が集まるだけでなく、食を通して人と人がつながる。そんな市場の新しい一面も生まれています。
__ 姫路らしい市場の将来をつくる
人口減少や食生活の変化など、市場を取り巻く環境は大きく変わっています。東京や大阪、福岡など、同じ中央卸売市場でも置かれている環境はさまざまです。
「姫路なら姫路の中で、どんな形が一番いいのかを模索していきたい。」
日本海と瀬戸内海の両方に面し、豊かな水産物にも恵まれている兵庫県。その地域性を生かしながら、受発注や物流も含め、姫路に合った市場の形をつくっていく。
__ 市場の将来を動かすプロジェクトチーム
今回の会議で印象に残ったのは、次々と飛び交うアイデアと、楽しそうに意見を交わすメンバーの姿でした。
普段はそれぞれの仕事に向き合いながら、市場のために集まり、会社や業種の枠を越えて意見を出し合う。そして、思いつきで終わらせず、実際の企画へと形にしていきます。
立ち上げから約1年。すでに、さまざまな取り組みが動き始めています。
食材が集まり、地域の食を長く支えてきた姫路市中央卸売市場。そこに今、人やアイデア、新しい体験も集まり始めています。
市場将来プロジェクトチームがこれからどんな景色をつくっていくのか。
● 9月20日開催「姫マルシェ」 について
姫路市中央卸売市場の新しい挑戦のひとつが、2026年9月20日(日)に開催予定の「姫マルシェ」。
2026年9月20日(日)、青年会議所と市場将来プロジェクトチームのコラボレーションによる新しいイベントとして開催が予定されています。
中心となるのは、子どもたちの職業体験。
仕事を体験して自分でお金を稼ぎ、そのお金を使って商品を手に入れることで、「働くこと」と「お金を使うこと」を楽しみながら学べる企画です。
姫マルシェ開催予定

開催日:2026年9月20日(日)
会場:姫路市中央卸売市場
住所:兵庫県姫路市白浜町甲1920番地54
内容:子ども向け職業体験、飲食ブース、ステージ企画など
Instagram:https://www.instagram.com/himeji_cwm_unkyou1957/
主催:姫路市中央卸売市場運営協議会(市場将来プロジェクト)
※開催時間や参加方法などの最新情報は、姫路市中央卸売市場運営協議会の公式Instagramをご確認ください。

