こんにちは!KOKOKARAMANIKA編集担当の斎藤です!
秋らしさを感じ始める10月ですが、昼間はまだまだ汗ばむ陽気の日もありますよね。
そんな時期に、意外と多いのが「食中毒」
実は年間でも9〜10月がピークと言われているんです。今回は、食中毒の気になるあれこれご紹介します!
なぜ10月に食中毒が多いの?
夏の疲れで免疫力が落ちている
猛暑を乗り越えた体は、思った以上に疲れがたまっています。免疫力が下がっていると、少しの菌やウイルスでも体調を崩しやすくなります。
気温差で食品管理が難しい
昼は30℃近くまで上がるのに、夜はぐっと涼しくなるのが秋。常温に置いたお弁当や調理済みの料理は、この気温差で傷みやすくなります。
行楽・イベントでの飲食が増える
運動会やお祭り、バーベキューなど屋外で食べる機会が多いのも10月。冷蔵保存ができない環境では、ちょっとした油断が食中毒につながります。
秋に気をつけたい食材たちとNG行動

食欲の秋!ということで、「秋の味覚」は魅力的ですが、実はリスクが潜んでいる食材も!?
きのこ類:食用と毒キノコは見分けが難しく、毎年誤食事故が発生。採取したものは自己判断で食べないようにしましょう。
カキなどの二枚貝:ノロウイルスの感染源となることが多い食材。生食は控え、加熱調理を。
サンマやサバ:新鮮でもアニサキスが潜んでいることがあります。中心まで加熱するか、−20℃で24時間以上冷凍すると安心。
肉類(特に鶏肉・牛肉):カンピロバクターや腸管出血性大腸菌の原因に。レアや生食は避けて。
前日の残り物をそのままお弁当に入れる
生焼けの肉を「大丈夫だろう」と食べる
クーラーボックスに入れていても、それを直射日光にあたった状態で放置してしまう
調理後のご飯やおかずを常温で数時間放置
食中毒を防ぐ3つの工夫

1. 清潔なキッチンがいちばんの予防
食中毒の原因菌は「手」や「調理器具」から食べ物に移ります。調理や食事の前は石けんでしっかり手を洗いましょう。包丁やまな板は生肉・魚と野菜で分けて使うとより安心です。
2. 冷蔵・保冷で菌の動きをストップ
細菌は高温になると一気に増えてしまいます。調理した料理はなるべく早めに食べきることが大切です。どうしても持ち歩く場合は、お弁当に保冷剤を添える・クーラーバッグを使うなど「低温を保つ工夫」をしましょう。
3.加熱で仕上げて安心ごはんに
多くの細菌やウイルスは加熱で死滅します。お肉や魚は「見た目が焼けている」だけでなく、中心までしっかり火が通っているかを確認しましょう。目安は中心温度75℃で1分以上。カキなどの二枚貝も、加熱調理すれば安心して味わえます。
まとめ|「食欲の秋」を安心して楽しむために
10月は「夏の疲れ」「気温差」「行楽シーズン」「秋の味覚」といった条件が重なり、食中毒が起こりやすい季節です。
でも、ちょっとした工夫でリスクはぐんと減らせます。秋の味覚を存分に楽しむためにも、ご紹介したことを意識してみてくださいね!
\\今回ご紹介したような“季節の暮らしの工夫”を、次回もお届けします//
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