気づけばまたスマホ見てる…｜知らぬ間の“スマホ疲れ”に効く、デジタルデトックスという習慣

なんとなく疲れてる…それ、スマホが原因かもしれません

こんにちは、ココカラマニカ編集担当の斉藤です。

夜、寝る前にSNSを見てたら「そんなつもりはなかったのに、気づけば1時間…」

そんなこと、ありませんか？

斉藤は日常茶飯事、常にスマホを持ち歩いています笑

日常の一部になっているスマホやSNS。

しかし、いつの間にかそれが“心の疲れ”の原因になっていることに、気づいていない人は多いかもしれません。

実は、スマホを見ている時間、私たちの脳はずっと働きっぱなしの状態に…

なぜそうなってしまうのでしょうか？

まず一つに、ドーパミン中毒になってしまっているからかも？中毒というと怖いイメージもありますが、SNSの「いいね」やメッセージ通知は、小さな興奮（ドーパミン）を生みます。これがクセになり、スマホを手放せなくなるのです。

ついつい、通知を気にしてしまう！なんて方は注意した方がいいかもしれませんね。

SNSを見て、動画を見て、次はニュース…などと、スマホ画面の中で、次々と情報を切り替えることで、脳は常に対応に追われ、思考が浅くなる状態になってしまいます。そうすると疲れてしまうのは当然かもしれませんね。

スマホの光は睡眠ホルモン（メラトニン）を抑制してしまいます。ですから、「寝る前に見ていたら眠れない」のは、ちゃんと理由があるのです。

つまり、スマホは便利で刺激的だけど、“ずっと交感神経ON”の状態をつくるツール。これが、知らないうちにあなたの心と体を疲れさせているのです。

デジタルデトックスとは、スマホやPCなどのデジタル機器と意識的に距離を置くことで、心身をリセットする習慣です。

完全にやめるのではなく、“つながらない時間”をつくることで、
情報に振り回されない、静かな自分の時間が生まれます。

いきなり「スマホ断ち」するのは難しいですよね。まずは、無理なく取り入れられる“3ステップ”で始めてみましょう。

スマホの光と情報を遮断して、脳を「おやすみモード」へ

→ 睡眠の質が上がり、翌日スッキリ目覚められます。

1日の始まりはスマホを置いて、朝の空気を吸ったり、湯を沸かしたり。“自分を感じる時間”に置き換えてみましょう。
→ 思考が整いやすくなる／1日のペースが作れるなどの効果もあります。

読書や掃除、散歩など、スマホを使わない趣味を見つけてみるなど、なんでもいいので“ながらスマホ”ではない活動をしましょう。
→ 集中力UP／感情の安定につながります。

無理なく始めて、少しずつ“見る時間”を選ぶようになるだけで、心が整い始めます。

脳科学の研究では、スマホやSNSから一時的に離れることが、注意力や感情の安定に良い影響を与える可能性があるとされています。

ほんの小さな習慣でも、数日で“心のゆとり”を感じられるはずです。

スマホもSNSも、日常に欠かせない大切な道具。でも、使い方次第で「情報の海に飲まれる」ことにもなりかねません。

だからこそ、“つながらない時間”を意識的に持つことが、今の時代のセルフケア。

スクロールを止めて、空を見たり、香りを感じたり、静かな時間を味わってみる。あなた自身の感覚と、心の余白を見失わぬように--。