《梅雨の気圧頭痛対策》だるさ・頭の重さにさよなら。自律神経を整えるセルフケア習慣

2025.06.14 10:03 - コメント - By 斉藤 あかり

梅雨の季節、こんな不調に悩まされていませんか?

皆さんこんにちは!ココカラマニカ編集担当の斉藤です。最近、天気が悪い日が続き、なんとなくだるいなーって日が多い気がします。


皆さんもこんなことないですか?

  • 朝から頭が重くてすっきりしない

  • なんとなくイライラしたり、眠気が抜けない

  • 気圧の変化でめまいや耳の詰まりを感じる


もしかするとそれは、「気象病(天気痛)」や「気圧性頭痛」かもしれません。特に30代以降、女性はホルモンバランスの変化も重なり、自律神経が気圧に敏感に反応しやすくなると言われています。今回は、自律神経のバランスを整える「簡単だけど効果的」なセルフケア習慣をご紹介します。

  梅雨の「気圧性不調」はなぜ起こる?しくみとサイン

気圧が下がると、私たちの体にはさまざまな変化が起こります。

私たちの体に起こる変化

  • 血管が拡張 → 血流が乱れ、頭痛やだるさの原因に

  • 内耳の気圧センサーが刺激 → めまい・吐き気が出やすく

  • 交感神経が優位 → イライラや不眠に繋がることも

特に影響を受けやすいのが、「内耳」の前庭器という部分なんだそうです。ここは平衡感覚を司るだけでなく、自律神経と深い関係があり、わずかな気圧の変化も“ストレス”として体が感じ取ると言われているんです。

  梅雨を健やかに過ごす|5つのおすすめセルフケア  

1|朝の“光浴び”+ストレッチで体内時計と自律神経をリセット  

梅雨の曇り空でも、朝の光と軽い運動で交感神経がスムーズに働き出します。

  • 起きたらカーテンを開け、5分ほど窓際で光を浴びる

  • そのまま、首まわりと肩甲骨を動かすストレッチをすると、血行も改善


光が目の奥の「視交叉上核」に届くことで、体内時計がリセットされ、セロトニン(幸せホルモン)分泌も促進。これが夜の良質な睡眠にもつながります。

2|気圧変化を「予測」して不調の波を先回りケア  

最近注目されているのが、気圧変化を把握する「ウェザー&ヘルスケアアプリ」の活用!

これは、天気や気圧の変化をチェックできるだけでなく、そこから体調の変化や頭痛などの不調を予測・管理するためのスマホアプリのことで、気圧の変動が原因の「気象病」や「気圧頭痛」を持つ人向けに、気圧の下がり始めや急激な変動を教えてくれたり、不調の記録をつけられたりする機能があるんです!


【おすすめのアプリ】

  • 頭痛ーる気圧の変化グラフと共に、「頭痛が起こりやすいタイミング」を予報してくれる。気圧が急に下がる日を前もって知ることで、無理をしない予定調整ができます。https://zutool.jp/

  • ウェザーニュースタッチ一般的な天気予報アプリですが、気象病に関する情報や不調の記録を合わせて管理できる機能があり、気圧変動による体調の変化を把握しやすくなっています。https://weathernews.jp/android/forecast/


🌿日記のように不調と気圧を記録しておくと、自分のパターンが見えてくるので、「何をすれば楽になるか」がわかるようになるかもしれませんね!


3|“首・耳まわり”を温めると、内耳ストレスが和らぐ

自律神経が集まる首まわりの筋肉(胸鎖乳突筋など)や、耳の後ろを温めると、内耳の血流が良くなり、不快感が軽減されることも。

おすすめ方法:

  • 蒸しタオルやホットピローを首の後ろ・耳の後ろに当てる(5分程度)

  • 耳たぶを軽く引っ張りながら回す「耳マッサージ」も効果的


🌿朝や寝る前の“ひと手間ケア”で、めまいや頭の重さを和らげましょう。

4|食べ物で「自律神経にやさしい内側ケア」  

梅雨時の不調対策には、神経伝達物質の材料になる栄養素が欠かせません。

【特に注目したい!栄養素と食材】

栄養素 効果食材
 マグネシウム 神経の興奮を抑える アーモンド、納豆、玄米
 ビタミンB6 セロトニンの合成 バナナ、鶏むね肉、にんにく
 オメガ3脂肪酸炎症を抑え脳をサポート  鯖、亜麻仁油、くるみ

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5|「質のよい睡眠」で自律神経を根本から整える   

自律神経は、夜しっかり副交感神経優位になることで回復します!

【快眠のためのポイント】

  • 寝る90分前くらいに入浴(38~40℃で15分)

  • ベッドにスマホを持ち込まないこと

  • 寝室の照明は暖色系に、できるだけ湿度は50〜60%に調整


🌿快眠の習慣化は、不調の「根本改善」につながりますよ。

   最後に|“揺らぎやすい季節”は、自分を整えるチャンスに  

梅雨は、心身が揺らぎやすい季節。でも、自分の体と向き合う“ちょうどいいきっかけ”でもあります。

朝の光、深呼吸、体を温めること、栄養のある食事、そしてしっかりとした睡眠。どれも特別なことではなく、“ていねいな毎日”の積み重ねが、しなやかな体調管理につながっていきます。

少しずつでも、できることから一緒に取り入れてみませんか?

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斉藤 あかり

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