「5月病かも?」と思ったら読む記事|症状・原因・対策をやさしく解説【2025年最新版】

2025.05.09 17:49 - コメント - By 斉藤 あかり

春からの不調、それは「5月病」かもしれません  

新しい環境、新しい人間関係、新しい生活リズム――4月は何かと変化が多い季節。
その反動が、ふと訪れるのが5月なんですね。なんとなく気分が落ち込んだり、体がだるく感じたりしていませんか?もしかするとそれは、あの「5月病」のサインかもしれません。

この記事では、そもそも「5月病って何?」というところから、症状・原因・予防法・対処法まで、わかりやすくまとめました。自分を責めることなく、少しずつ立て直すヒントを見つけてください。

「5月病」とは?|正式名称や誰にでも起こりうる理由  

実は、皆さんがよく耳にする「5月病」は正式な医学用語ではなく、新生活に適応できず心身に不調が出る状態の通称なんです。実際には、以下のような方に起こりやすい傾向があります。

  • 異動・転勤・引っ越しなど環境が変わった人

  • 進学・入学・クラス替えがあった学生

  • 新年度から忙しく過ごしていた主婦や親世代

  • 新入社員・新社会人

もしかして5月病?|よくある症状チェックリスト  

以下の症状が複数当てはまるなら、少し立ち止まるサインかもしれません。チェックしてみましょう!

□ 朝起きるのがつらい、寝ても疲れが取れない

□ 仕事・学校に行きたくない気持ちが強くなる

□ 集中力が続かない、ぼーっとする時間が増えた

□ 食欲が落ちた/逆に食べ過ぎる

□ 気分が沈みがちで、やる気が出ない

□ 不安感やイライラが強まった

□ 頭痛や腹痛など、体調にも不調が出る

なぜ「5月」に起こるの?|主な原因を解説  

✅ 環境の変化によるストレス  ・・・新しい人間関係や、慣れない仕事・学校生活などがストレスに。

✅ 気温・気圧の変化  ・・・春から初夏にかけての気温差や気圧の変動が、自律神経を乱れさせます。

✅ ゴールデンウィーク後の「燃え尽き」  ・・・長期休みで緊張が解けたあとに、現実へ戻ることで心が重くなりやすくなります。

「5月病かも…」と思ったときのセルフケア方法   

🧘‍♀️ 自律神経を整える生活リズムを意識  

・朝起きたら朝日を浴びる
・決まった時間に食事・入浴・就寝
・スマホやSNSの時間を減らす

🏃‍♂️ 軽い運動を取り入れ

ウォーキングやストレッチ、深呼吸だけでもOK。体を動かすことで気分が変わることもあります。

☕ 自分を責めない・頑張りすぎない  

「ちゃんとしなきゃ」と思うほど心は疲れてしまいます。

まずは「今日も起きられた自分、えらい」と小さな達成を認めましょう。

それでもつらい時は?|相談先や受診の目安  

セルフケアでは改善しない、もしくは日常生活に支障が出ている場合は、早めに医療機関や相談機関を頼ることも大切です。

▶ 受診の目安

  • 2週間以上つらさが続く

  • 食事・睡眠・仕事に大きな影響が出ている

  • 「死にたい」と感じることがある

▶ 相談できる場所

  • 心療内科・精神科

  • 保健所や自治体のメンタルヘルス窓口

  • 職場の産業医やカウンセラー

  • 大学・学校の相談室

「ここから」整えていく心と体のバランス  

5月病は、がんばってきた人ほどかかりやすいもの。「自分は弱い」と思わずに、まずは心と体のサインに耳を傾けることから始めてみましょう。

KOKOKARAMANIKAでは、毎日をもっと心地よく過ごすためのヒントを発信しています。今回の記事が、あなたの「ここから」にそっと寄り添えますように。
斉藤 あかり

斉藤 あかり

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