梅雨や夏のジメジメ対策、できていますか?
湿気が多い季節になると、家具が傷んだり、クローゼットや押し入れにカビが発生したりと、住まいの悩みが増えてきますよね。
とくに湿気がこもりやすい賃貸住宅や収納スペースが限られたお部屋では、工夫が必要になってきます。
今回は、「湿気に強い家具」や「湿気対策ができる収納アイデア」をご紹介!インテリアの雰囲気を損なわず、快適な空間を保つためのヒントをまとめました。
湿気に悩む方はもちろん、これから梅雨や夏に向けて準備をしたい方もぜひ参考にしてくださいね。

湿気に強い家具の選び方3つのポイント
1. 素材は「スチール・ステンレス・プラスチック」系が◎
木製家具は湿気で反りやすく、カビの原因にもなります。代わりに、水分に強いスチールラックやステンレス棚、樹脂製の収納ボックスを選ぶと安心。とくに脱衣所やキッチン下など湿気がたまりやすい場所にはおすすめです。
2. 底が浮いている「脚付き」家具を選ぶ
床にベタッと密着する家具は、通気性が悪く湿気がこもりがち。脚付きで床との隙間がある家具なら、空気が循環してカビ予防にも◎。掃除もしやすくなるので一石二鳥です。
3. 通気性のある「ラタン・メッシュ」素材もおしゃれで優秀
見た目も涼しげなラタン(籐)家具やメッシュ収納は、風通しがよく湿気対策に最適。ナチュラル系インテリアや韓国風インテリアとの相性も抜群です。
湿気に強い収納アイデア|場所別に紹介!

【押し入れ・クローゼット】
布製収納ではなくプラスチックケースに
布製ボックスは湿気を吸ってしまうため、衣類収納には通気穴付きのプラケースがベター。
重ねない収納で風通しアップ
ぎゅうぎゅうに詰めると湿気が逃げないので、「少し余裕を持たせて収納する」ことが大切です。
すのこを活用した床上収納
収納ケースの下にすのこを敷くだけで、空気の通り道ができて湿気がこもりにくくなります。


【洗面所・キッチン】
珪藻土アイテムを活用
珪藻土バスマットや除湿ブロックは、自然に湿気を吸い取ってくれる便利アイテム。置くだけでOKなので手軽です。
吊るす収納で通気性確保
タオルや洗剤は壁にフックをつけて吊るす収納に。床や棚に直置きしないだけでカビ防止に。


【下駄箱・玄関】
シューズラックを見直す
プラスチック製や金属製のラックに変えるだけで通気性アップ。

湿気対策とインテリアのバランスをとるには?
「湿気に強い家具=無機質でおしゃれじゃない」と感じている方もいるかもしれません。でも最近は、機能性とデザイン性を両立した家具・収納用品も豊富に登場しています。
たとえば、
木目調のスチールラック
カラフルで半透明のプラスチックチェスト
北欧風のラタンチェア
など、空間の雰囲気を崩さずに取り入れられるアイテムも多くあります。
まとめ|湿気に強いインテリアで快適な毎日を
湿気が原因で家具がダメになる前に、湿気に強い素材を選ぶこと・収納に通気性を持たせることがポイント。見た目も大事にしながら、湿気に負けない空間づくりを意識してみてください。
これから迎える梅雨や夏本番に向けて、ちょっとした工夫で暮らしがぐんと快適になりますよ。