《端午の節句の飾り》いつからいつまで?兜・鯉のぼりの意味と飾る時期【2026年】  

2026.04.08 19:00 - コメント - By 斉藤 あかり

5月5日の「端午の節句」は、男の子の健やかな成長を願う大切な行事です。
ただ、「兜や鯉のぼりはいつから飾るのか」「どんな意味があるのか」と、なんとなくのままになっていることも多いものです。

見た目の華やかさだけでなく、飾りにはしっかりとした意味があります。
由来を知って飾ることで、いつもの節句が少し丁寧な時間に。

 端午の節句とは?  

端午の節句は、もともと中国から伝わった厄除けの行事です。5月は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期とされていたため、「邪気を払う日」として広まりました。日本では武家文化と結びつき、男の子の健やかな成長や、強くたくましく育つことを願う行事へと変わっていきます。その中で生まれたのが、兜や鯉のぼりといった飾りです。

 兜・五月人形の意味|端午の節句

兜や五月人形は、見た目の豪華さ以上に「守る」という意味を持っています。戦国時代、兜は命を守るための大切な防具でした。

 そこから、「事故や病気、災いから身を守る」という願いが込められるようになりました。また、武将の姿をした五月人形には、「強くたくましく、立派な人に育ってほしい」という想いが込められています。


さらに、「人形が身代わりとなって厄を引き受ける」という考え方もあり、ひとりに一体が基本とされるのはこのためです。強くたくましく、立派な人に育ってほしい」という想いが込められています。

 鯉のぼりの意味|端午の節句

鯉のぼりには、「困難を乗り越える力」への願いが込められています。由来は中国の「登竜門」という故事です。


急流の滝を登りきった鯉は龍になるとされており、どんな環境でも力強く生きる」出世や成長の象徴となりました。


現在の鯉のぼりは家族を表しており、

・黒(真鯉)=父
・赤(緋鯉)=母
・青など=子ども

という形が一般的です。


家族みんなで子どもの成長を見守る、という意味も含まれています。

 兜・五月人形のはいつからいつまで飾る?

●飾る時期  

3月中旬〜4月中旬ごろが目安です。春分を過ぎたあたりから飾る家庭が多く見られます。


●片付ける時期  

5月5日を過ぎて中旬の天気が良い日に片付けます。厳密な決まりはありませんが、湿気の多い時期に入る前にしまうのが安心です。収納の際はしっかり乾燥させることが大切です。

 最近の兜・五月人形の飾り方  

住宅事情の変化に合わせて、飾り方も少しずつ変わっています。最近では、インテリアに合わせておしゃれなものも増えています。


・コンパクトな兜飾り
・ケース入りで管理しやすいタイプ
・室内用のミニ鯉のぼり


暮らしに無理なく取り入れられる形が選ばれることが増えています。
「しっかり飾らなければいけない」というよりも、生活に合わせて続けられることのほうが大切にされています。

 まとめ|端午の節句、意味を知る

端午の節句の飾りには、

・守る
・願う
・見守る

という意味が込められています。ただ飾るだけでなく、その背景を少し知るだけで、行事の感じ方が変わってきますね。無理のない形で取り入れながら、季節の節目として楽しんでみてはいかがでしょうか。

斉藤 あかり

斉藤 あかり

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