お盆に孫や親戚の子どもが帰省してくると、「お小遣いって渡すもの?」とふと迷ったりしませんか?
最近よく聞く「お盆玉」も、実際どのくらい渡せばいいのか相場がつかみにくくて、なんとなくモヤっとしますよね。
ここでは年齢別の金額目安と、渡すときのポイントをまとめてみました。
お盆玉とは?お年玉の夏バージョン

お盆玉とは、お盆の帰省シーズンに祖父母や親戚が子どもに渡すお小遣いのことです。
お正月のお年玉と同じ発想で、8月のお盆に子どもや孫と顔を合わせるタイミングで渡すお金を指します。
とはいえ、まだ全国的に定着した習慣というわけではありません。株式会社マルアイが2025年に実施した調査によると、お盆玉という言葉の認知度は約3割程度で、実際に渡している人はそのうちのさらに一部なんだそうです。特に20〜30代の若い世代のほうが渡す人が多い傾向もみられました。
「うちは渡していないけど大丈夫かな?」と気にしなくても、渡すかどうかは各家庭のペースで決めて大丈夫です。
(参考サイト 株式会社マルアイ「2025年お盆玉に関する実態調査と夏休みの動向調査」より) 【年齢別】お盆玉の金額目安はいくら?
やっぱり一番気になるのは、金額の目安ではないでしょうか。
マルアイの調査では、お盆玉としてあげる金額は子ども・大人ともに1,000円〜4,999円が主流という結果でした。
これをもとに、年齢別のおおよその目安をまとめてみると、次のようになります。
■未就学児(幼稚園・保育園):500円〜1,000円程度
■小学生:1,000円〜3,000円程度(低学年は少なめ、高学年はやや多めにする家庭も)
■中学生:3,000円〜5,000円程度
■高校生:5,000円〜10,000円程度
これはあくまで目安で、これが正解というものがあるわけではありません。
お正月にお年玉を渡している場合は、お盆玉は少なめにしたり、お年玉と合わせた年間の総額で考えたりする家庭も多いようです。
逆に、お正月に会えなかった年は、お盆玉を少し多めにするという考え方もあります。
きょうだいや複数のいとこに渡すときは、年齢によって金額に差をつけるか、学年で線引きするかを事前に決めておくと迷いにくいかもしれません。毎年続けるつもりなら、翌年以降に金額を下げにくくなる点も、なんとなく頭に入れておくと安心です。
(参考サイト 株式会社マルアイ「2025年お盆玉に関する実態調査と夏休みの動向調査」より) お盆玉の由来
ただし、お盆の時期に子どもへお金を渡す習慣そのものは、もっと昔からあったと言われています。
(参考サイト 東京スター銀行「お盆玉とは?相場や意味について解説」/埼玉りそな銀行「『お盆玉』今年はどうする?」より)
お盆玉を渡すタイミングと渡し方

お盆玉を渡すタイミングは、お盆に家族や親戚が顔を合わせるときで問題ありません。
地域によって時期は多少前後しますが、8月13日〜16日ごろに帰省・集まりのピークを迎える家庭が多いでしょう。
渡し方はお年玉とほぼ同じ感覚で大丈夫です。
●現金をポチ袋(お盆玉専用のデザインも市販されています)に入れて渡す
●表書きは「おぼんだま」「お盆玉」とするのが一般的
●新札でなくても構わないが、あまりに汚れたお札は避ける
●直接会えない場合は、現金書留で送る方法もある
お盆玉を渡すときに気をつけたいこと
金額のほかにも、気をつけておきたい点がいくつかあります。
4や9がつく金額は避ける
死」「苦」を連想させるとして、4,000円や9,000円といった金額は避けたほうが無難です
兄弟姉妹・いとこ同士で差をつけすぎない
同じ場に複数の子どもがいる場合、年齢が近ければ差をつけすぎないほうが波風が立ちにくいかもしれません
贈与税はそこまで心配しなくて大丈夫
お盆玉のような一般的な範囲のお小遣いは贈与税の対象になりません。
ただし1年間に受け取った贈与額の合計が110万円を超える場合は課税対象になるので、極端に高額を渡すケースだけは少し気をつけておくと安心です
無理のない範囲で決める
物価上昇が続く中でも、マルアイの調査ではお盆玉の総額を「前年から変えない」という人が半数を超えていました。渡す人数が多い家庭ほど、毎年の負担も考えながら金額を決めておくとよさそうです




