皆さんこんにちは!ココカラマニカ編集担当の斉藤です。
梅雨といえば、色とりどりに咲くあじさい(紫陽花)!ですよね!京都や奈良には名所が沢山ありますが、実は「姫路」や「たつの」といった西はりまエリアにも、ゆったり楽しめる名所が点在しています。今回は、見頃情報とともに、兵庫全域+西はりまのあじさいスポットを厳選してご紹介していきます!混雑を避けて楽しめる穴場や、家族・カップルにおすすめの場所もピックアップしてお届けします!

あじさいの名所
1. 安志加茂神社 あじさいの里(姫路市)
朱の鳥居をくぐった瞬間、ふっと空気が変わる。まるで別世界の入り口みたい。
かつては約3,500株のあじさいが咲き誇っていた「安志加茂神社 あじさいの里」。でも、実は長い間、シカの食害で花がほとんど咲かない時期が続いていたんです。
▶ 見頃:6月中旬〜下旬ごろ
▶ 所在地:姫路市安富町安志407
▶ おすすめ時間:朝8時台(人が少なく霧が残る日も)
2.通宝山弥勒寺(つうほうざん みろくじ)|姫路市
静かな山あいに佇むお寺の境内に、あじさいが約1,500株。石段や斜面をふんわりと彩る様子は、まるで自然と仏さまの贈り物のよう。派手さはないけれど、心落ち着くひとときを過ごせます。
▶ 見頃:6月中旬〜下旬ごろ
▶ 所在地:兵庫県姫路市夢前町寺1051
▶ ポイント:山門から続く参道沿いのあじさいが美しい。朝の静けさと花のやさしさが沁みる。
3. 極楽山 浄土寺(小野市)
裏山の四国・八十八ケ所めぐりができる林道に植樹されているのは、20種類・約3,000株のあじさい。
“あじさいと国宝”という、異色で贅沢な組み合わせ。ここ浄土寺では、平安時代に建てられた国宝・浄土堂と、咲き乱れるあじさいが同時に楽しめます。“心を整える場所”としての魅力を感じられる場所です。
▶ 見頃:6月中旬〜下旬ごろ
▶ 所在地:兵庫県小野市浄谷町2094
▶ ポイント:坂の上にあり、軽いハイキング気分も味わえる
4.『御津自然観察公園(世界の梅公園)』 (たつの市)
たつの市御津町の『御津自然観察公園(世界の梅公園)』。
ここは、あじさいを海風とともに味わえる、兵庫では珍しいスポットです。
展望台からあじさいを見下ろしながら、遠く瀬戸内海まで一望できます。
高台ならではの風通しの良さで、蒸し暑さを感じにくいのも嬉しいポイントです。
▶ 見頃:6月中旬〜7月上旬ごろ
▶ 散策所要時間:約30分〜1時間

5. 福崎町 あじさいの小道(福崎町)
ここは、日常に寄り添うような“まちのあじさい”。
田原川沿いに整備された小道に、約1,000株のあじさいが彩りを添えます。品種によって咲く時期が異なるため、比較的長く楽しめるのも特徴です。 小さな発見が連続する道のりで、ちょっとした冒険気分も味わえます。
▶ 見頃:5月中旬〜6月下旬ごろ

イベント開催もあり!|あじさいの名所
6.神戸市立森林植物園(神戸市)
ヒメアジサイの谷やアジサイ坂など、まるで“あじさいの森”の中を歩いているかのような没入感が魅力です。品種も豊富で、「これは何て名前?」と調べながら歩くのも楽しい。雨の日の訪問でも絵になるスポットです。
神戸市立森林植物園では、6月7日から「植物園のあじさい散策」というイベントも開催され、期間中の土日は案内ボランティアの人による「あじさい森林ガイドツアー」 も楽しめます!7.三木あじさい祭り2025(三木市)
三木市総合公園内にある「あじさいフローラみき」、知る人ぞ知る名所!
「三木あじさい祭り2025」の期間中は毎週末にイベントが開催されます。
5,000株のあじさいが公園の起伏に沿って咲き、青・白・ピンクと色とりどりに目を楽しませてくれます。

まとめ
豪華絢爛な桜や紅葉とは違い、紫陽花は“音がしない美しさ”を持つ花の「あじさい」−−
だからこそ、梅雨の曇り空や雨粒すら風景の一部になってくれますよね。
今年の梅雨は、忙しい日常をふっと離れ、静かに咲くあじさいを訪ねてみませんか?西はりまにも、まだ知られていない優しい風景が待っていますよっ。