「最近、感謝の気持ちを伝えていますか?」
結婚して数年、もしくは何十年経つと、ついお互いの存在が“いて当たり前”になってしまいがちですよね。でも、そんなときこそ見直したいのが「ありがとう」という一言。
夫婦の関係をよりよくしたい、日々のすれ違いを減らしたい——そう思っている方に向けて、今回は「夫婦のパートナーシップを深める習慣」をについて考えてみたいと思います。ポイントは「ありがとう」を“習慣化”すること。
簡単そうでいて、実はとても奥深いその効果とコツを、心理学や実例を交えながら考えてみましょう。
「ありがとう」が夫婦関係に与える3つの効果
「ありがとう」という言葉、日常的に使うことはありますが、その背後にある深い意味に注目したことはありますか? この一言には、あなたの心からの感謝の気持ちが込められており、言葉が持つ力は計り知れません。パートナーシップや人間関係を深めるためには、この「ありがとう」という言葉がもたらす効果は絶大なのです。
「ありがとう」を言うことで、相手に対する感謝や愛情を伝え、夫婦に限らず、大切な相手との関係をより深く、豊かにすることができるのです。1. お互いの存在を“再認識”できる
わかっていても、日々の家事や育児、仕事などに追われる中で、相手の頑張りを見落としがちになります。「ありがとう」の一言は、それを思い出させてくれるスイッチです。
2. 自然と会話が増える
感謝を口にすることで、心の距離がグッと縮まります。「今日は早く帰ってくれてありがとう」「ごはん美味しかったよ、ありがとう」など、小さなやりとりが会話の種にもなり、癒しにもなります。ありがとうと言われて嫌な人はいませんよね?
3. 夫婦の信頼関係が深まる
いくら心の中では、相手を大切に想っていても、言葉にしなければ伝わらないものです。言葉で伝えることで、やっと「わかってくれてる」「ちゃんと見てくれてる」と感じ、安心感が生まれます。これは長期的な信頼の土台になっていきます。

「ありがとう」を増やすための4つの習慣
① 毎日1回は“意識的に”感謝を伝える
最初は「ありがとうを1日1回は言う」と決めておくのはどうでしょうか?
意識して行動することで、身について自然と「ありがとう」と言えるようになりそうですよね。
② LINEやメモでもOK!伝え方は自由!
口に出すのが照れくさい方は、LINEで送ったり、付箋に書いて冷蔵庫に貼るのも良いのではないでしょうか?
「いつもありがとう」「おつかれさま」の一言はは、相手の心をホッと和ませます。
③ 感謝リストをつけてみる
1日の終わりに「相手に感謝できること」を3つ書き出してみるのはどうでしょう?
書くことで、自分の意識も整い、「こんなに感謝できることがあったんだ」と気づくことができます。
④ ネガティブな感情を“先に流す”習慣も大事
イライラしているときは、なかなか「ありがとう」なんて言えませんよね。
そんなときは、深呼吸!一度気持ちを整えてみましょう。「そんな日もあるさ」と。
「ありがとう」は夫婦関係の“潤滑油”
パートナーシップや人間関係においては、お互いが“違う人間”であることを理解し、認め合うことから始まります。
「ありがとう」はその大切な第一歩。
特別なプレゼントや旅行も良いですが、日々の中にある“感謝”を大切にすることが、結果的に長く温かい関係を築く重要なコミュニケーションになります。
ぜひ、今日から小さな「ありがとう」を習慣にしてみませんか?