【反抗期の子ども VS ママ】どう話すのが正解?!40代ママに試してほしい!伝わる4つの会話術 

2025.04.23 19:00 - コメント - By 斉藤 あかり

反抗期のお子さんとの会話って…皆さんどうされていますか?ついイライラして怒ってまた炎上!なんてことないですか?

そして、そんなにひどい反抗期というわけではないけど、いつも機嫌が悪そうな娘さん、または息子にどう接していいのかわからない…。ってことありませんか?

今回は、思春期のお子さんをお持ちの方が多い40代のママさんに、ぜひ試してほしい「伝わる会話術」をご紹介します。

ちょっと接し方を変えたりしてみると、親子間のコミュニケーションを自然とお互いに穏やかな気持ちで接していけることもありますから、ぜひ試してみてください!

1.「共感」の力

子どもが反抗的な態度を取ると、どうしても「なんでそんなこと言うの?」って反応しがち。でも、その言葉の裏には、きっと何かしらの不安ストレスがあるというのです。

まずは、その気持ちを受け入れて、「分かるよー。ママもそういう時あったけどほんとに辛いよね」って共感してあげましょう!

子どもに限ったことでなく、私たちは共感されることで、自分を理解してもらえた!受け入れてもらえた!と感じ、少し気持ちが落ち着くことがありますよね。

子どももそれは同じなんです。

私たちも昔は子どもの時代がありましたよね。その頃の自分に戻った気持ちで、子どもの気持ちを想像し、寄り添い、共感してあげてみてください。

こんな時こんな風になってませんか?

    • 反抗期の子ども「こんなことやってられるか!どうせやっても無駄じゃん!」
    • いらいらママさん「(ハア…)また、そんなわがままばっかり言って!いい加減にしてくれる?何その態度は!いいからとにかくやりなさい!」
    • 反抗期の子ども「は?うるせーな!もういいわ!」

    皆さんはこのパターンの会話になったことありませんか??反抗期ではあるあるの会話ですよね。いつも態度の悪い子どもにイライラしてしまって、ついカッーと怒ってしまう…そうなってしまうと、反抗期の子どもには、もう火に油状態になってしまうんですね。


じゃあ、こんな時どうする?

  • 反抗期の子ども「こんなことやってられるか!どうせやっても無駄じゃん!」

  • にこにこママさん「あー、まあ、確かに無駄かもしれないと思うと、やる気なくなるよね−。気持ちは、とってもよくわかる。けどさ、やってみないと無駄かどうかもわからないよ?少しだけやってみたら?」

  • 反抗期の子ども「あー…うーん。まあ考えるわ。(やってみてもいいか)」

です。ずっと怖い顔をしていないといけないというわけではないですが、
明るくしようとして、ずっとヘラヘラおちょけをしてみたり、ふざけたような言い方をすると、またそれも逆効果になってしまうこともあります。

2. 「命令」じゃなくて、「提案」してみよう  

1.「共感」の力にもありましたが、「〇〇しなさい!」と命令すると、反抗期の子どもは、どうしても拒否反応を示してしまいますよね。しかし、命令でなく「提案」することで、子どもは自分で選ぶ感覚が得られ、反発を減らすことができます。

「早く宿題やりなさい!」ではなくて、「早く終わらせた方が楽だからやっときなね〜」こんな感じでラフに提案してみてください。

 

ここからは、筆者の主観も一部入っていますが・・・

宿題は学校生活の中においては、大切です。でも命より大切ではありません。

何が言いたいのかというと、正直、宿題をやらなくても死にません。

結局は、宿題をやるもやらないも自身の責任です。冷たく聞こえてしまうかもしれませんが、事実として、いくら宿題をやれ!と言ってもやらない子は、やりません。(私がそうでした・・・笑)

それで、先生に怒られるのか、上手く交わすのか、それもまた子ども次第です。

宿題をやるやらないの問題は、そんなに大きな問題ではないと思うのです。(※あくまでも筆者の考えです。いろんな考え方があります。)

「やりなさい!」と言われてやりたくない事を無理にやらせて、世間一般的な正解と言われることや、平均的数値で評価したり、他の子どもと比較するのではなく、自分がやりたいと思うものや事を、頑固でも、ゆっくりでも、コツコツと続けられるかどうかを注目して見てあげて、そして褒めてあげてほしいと、筆者は思います・・・。

ちょっと宿題というワードを出したために、話が脱線気味になってしまいましたが…

子どもなりにも意思があるので、尊重してあげることが大切ですね。

3. 冷静を心がける。まずは深呼吸  

子どもが反抗的に「うるさい!」なんて言ってきた時、どうしていますか?こちらもついつい、カッとなって「親にうるさいとはなんだー!!」となってしまいますよね?

でも、そんな時こそ冷静さが大事です。

深呼吸して、心を落ち着かせ、感情的にならず、冷静に話をすることで、子どもも落ち着いてきます。

子どもが怒って反論してきた時に、怒るのではなくむしろ逆で、「それはちょっと言い方がきついよ?傷つくよ?」と、少し悲しそうに、優しく冷静に伝えると、思わぬタイミングで心が通じることもあります。

親だからなんでも許されると、無意識に親への気持ちが雑になってしまう時期でもあります。

大人になると感謝しても仕切れないくらい親の偉大さに気づくのですが・・・

思春期、反抗期の時には、どうしてもそうは思えないものですよね。

4. 言葉だけじゃなく、体の言葉(ボディランゲージ)も大事   

「言葉で伝えるのは大事だけど、実は体の動きも重要」なんですよ。

例えば、子どもと目を見て話す、少しだけ身をかがめて話しかけるだけでも、相手に安心感を与えます

大切なのは、相手の気持ちに寄り添う姿勢です!

子どもが泣いていたり、怖がっていたら、肩をさすったり、抱きしめたりしますよね?それと同じです。

これだけで、子どもも「ちゃんと聞いてくれてるんだな」と感じることができます。

 

子どもが反抗期になったからといって、親も釣られて反抗期にならなくていいんです。

普通にしていたらいいです。できませんけど。笑

人としてダメなことはもちろん叱る必要がありますし、教えていく必要があります。

しかし、叱らなくていいところもあります。でも、たまには子どもにイライラをぶつけて強く言ってしまうこともありますよね。

親も人間なので、それもまた、いいのではないでしょうか。

反抗期の子どもとの会話は、どうしてもつらく、避けたくなります。

でも、ちょっとしたことを意識することで、ぐっと楽になります。

共感し、提案し、冷静になり、ボディランゲージを意識することで、親子の関係がより良くなるはず!

反抗期は一時的なものですから、いろいろな方法を試しながら、少しずつお互いの気持ちを理解し合っていきましょう!

斉藤 あかり

斉藤 あかり

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