【それ寒暖差疲労かも】原因と季節の変わり目不調を整える  セルフケア5選

2025.11.01 17:31 - コメント - By 斉藤 あかり

朝晩の冷え込みが強まり、昼間との気温差が大きくなる季節。

「体がだるい」「頭が重い」「なんとなく眠れない」──そんな不調を感じていませんか?それ、“寒暖差疲労”かもしれません。

秋から冬へと向かうこの時期は、気温差に体がついていけず、自律神経が乱れやすくなります。
この記事では、寒暖差疲労の原因と症状、そして今日からできるセルフケアをまとめました。
毎日を少しでも快適に過ごすためのヒントとしてお役立てください。

寒暖差疲労とは?気温差がもたらす“見えない疲れ”  

寒暖差疲労とは、気温の変化に体が対応しきれず、自律神経が疲れてしまう状態のこと。
朝晩と日中の気温差が7℃以上あると、体は温度調節のためにエネルギーを多く消費し、知らず知らずのうちに疲労が蓄積します。
これが続くと、体のだるさや頭痛、冷え、不眠などの不調が現れます。

寒暖差疲労の主な症状  

次のようなサインが出ていませんか?

  • 朝起きても疲れが取れない

  • 頭痛・肩こり・めまいがある

  • 手足の冷えやのぼせを感じる

  • 胃もたれ・食欲不振がある

  • 気分が落ち込みやすい・イライラする

こうした症状は、すべて自律神経の乱れによる“寒暖差疲労”のサインです。

簡単セルフチェック|寒暖差疲労度を確認しよう  

□ 朝晩の冷え込みで体がこわばる
□ 体温調整がうまくできない
□ 眠っても疲れが抜けない
□ 頭痛・肩こりが続く
□ 手足の冷えが気になる
□ 気分が沈みがち

3つ以上当てはまったら、寒暖差疲労が進んでいるかもしれません。次のセルフケアで体のバランスを整えましょう。

寒暖差疲労を防ぐセルフケア5選   

1. 朝の「光と白湯」で体内リズムを整える 

起きたらまずカーテンを開けて朝日を浴びましょう。光が体内時計をリセットし、自律神経を整えます。さらに白湯を一杯飲むことで内臓が温まり、血流もスムーズに。

2. 首・手首・足首を冷やさない  

冷えは寒暖差疲労の大きな原因。ストールや靴下などで“3つの首”を温めましょう。夜は38〜40℃のぬるめのお風呂にゆっくりつかって、体の芯まで温めるのが◎。

3. 食事でエネルギーをチャージ 

自律神経の働きを支える栄養を意識的に。

  • タンパク質:卵、魚、豆腐、鶏むね肉

  • ビタミンB群:豚肉、玄米、納豆、バナナ

  • 鉄・マグネシウム:ほうれん草、ナッツ類


体の“基礎力”を食事で底上げすることが、寒暖差疲労の予防につながります。

4. 寝る前の“ながらスマホ”をやめる  

夜のスマホやテレビの光は交感神経を刺激し、眠りを浅くします。眠る1時間前には照明を落とし、深呼吸やストレッチなど“リラックス習慣”を取り入れましょう。

5. 重ね着で気温差を上手にコントロール  

1日の気温差が大きい今こそ、服装で体温を守る工夫を。

  • 朝晩はカーディガンやストールをプラス

  • 日中は通気性のよい素材で快適に

  • 足元は靴下で冷え対策


「少し寒いかも?」と思う前に重ね着をするのがコツです。

まとめ|寒暖差の季節こそ、心と体をやさしく整えて  

秋から冬への変わり目は、体も心も揺らぎやすい時期。 大切なのは、“無理せず・温めて・整える”という小さな積み重ね。白湯を飲む、湯船につかる、ゆっくり眠る──そんなシンプルな習慣が、自律神経を支えてくれます。
季節のリズムに合わせて、心地よい毎日を過ごしましょう。
斉藤 あかり

斉藤 あかり

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