こんにちは、ココカラマニカ編集担当の斉藤です。
「実家が物であふれているのに、親はまったく片付けようとしない」・・・そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
でも、親世代が物を手放せないのは、決してズボラだからではありません。
“もったいない”という価値観や、思い出への愛着、ひとり暮らしの寂しさ――。
そこには、長く生きてきたからこその理由があります。
だからこそ大切なのは、「どうすれば暮らしやすくなるか」を一緒に考えよう!という姿勢。
今回は、親の気持ちに寄り添いながら実家の片付けを進める方法を5つご紹介します。

1. “捨てる”のではなく“暮らしやすくする”話をする
最初の話題で“片付け”や“断捨離”を出すと、親世代の多くは身構えてしまいます。
2.「捨てる」前に「分ける」ことで心のハードルを下げる
「いらないから捨てて」と言われると拒絶反応が出るのは当然・・・。そんな時は“4つの分類”がおすすめです。
3.親が「自分で決めた」と思えるように誘導する
親世代にとって、“子どもに指図される”のは少しプライドが傷つくことも。
だからこそ、最初から「これいらないよね?」と決めつけず、“本人が選べる余白”を意識して。4.「ありがとう」「頑張ってきたんだね」と過去を肯定する
古い食器、昔の服、賞状や思い出の雑貨──。
モノの奥には、“その人が歩んできた時間”がつまっています。
だからこそ、こう言ってみてください。
「こんなに大事にしてたんだね」「これは昔、どんなふうに使ってたの?」
その一言で、親の中にあった“誰にも理解されない寂しさ”がほぐれていきます。5.「一緒にやる」「プロに頼る」ことも大事
実際、片付けてと言われても、年齢的にも気力的にも、なかなか動けないのが現実。
まとめ|親の“物語”に寄り添うことが、片付けの第一歩
実家の片付けは、単なる整理整頓ではなく、親が歩んできた人生と向き合う作業です。
だからこそ、「手伝ってあげたい」よりも「一緒にこれからの暮らしを考えたい」という姿勢が、片付けを前に進める大きな力になります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。