五月人形と鯉のぼりの違いは?どちらも飾るべき?    

2025.03.06 18:00 - コメント - By 斉藤 あかり

こんにちは!斉藤です。

ひな祭りが終わり、次の大きなイベントといえば、「端午の節句」こどもの日ですね!こどもの日に飾られる鯉のぼりや五月人形は、男の子の健やかな成長を願って飾るものです。しかし、どちらも飾らないといけないの?飾るタイミングはいつ?など疑問に思う方も多いと思います。

そこで今回は、「端午の節句」こどもの日に欠かせない、「五月人形」や「鯉のぼりを」飾る時期や片付けるタイミング、飾る意味について詳しく解説します。

五月人形と鯉のぼりの違いとは?  

五月人形と鯉のぼりには、それぞれ異なる意味と役割があります。

【五月人形の意味と役割】  

  • 男の子の健康と成長を願うお守り

  • 鎧や兜が「身を守る」象徴

  • 災厄を払う厄除けの意味がある


五月人形は、戦国時代の武士が身を守るために着用した鎧や兜に由来し、 子どもが健やかに成長し、災いから守られるように との願いが込められています。

室内に飾るのが基本で、お守りのような存在なのです!

【鯉のぼりの意味と役割】  

  • 立身出世(りっしんしゅっせ)を願うシンボル

  • 家族の繁栄を示す

  • 「鯉が滝を登ると龍になる」という伝説が由来


家の外で飾るもの鯉のぼりは、 鯉が滝を登ると龍になる という中国の故事に由来し、 子どもが困難を乗り越えて立派に成長するように との願いが込められています。家の外に飾ることで「この家に男の子が生まれましたよー!」と周囲に知らせる役割もあります。

五月人形と鯉のぼりはいつから飾る?  

どちらも端午の節句に向けて飾るものですが、飾るタイミングには若干の違いがあります。

【五月人形を飾る時期】  

  • 一般的には3月下旬〜4月中旬

  • 遅くとも端午の節句の1週間前までに飾るのが理想

  • ひな人形を片付けてから飾る家庭が多い

【鯉のぼりを飾る時期】  

  • 4月上旬〜中旬に飾り始めるのが一般的

  • 地域によっては3月末から飾ることも

  • 風のある晴れた日を選んで飾るとよい

五月人形と鯉のぼりはどちらも飾るべき?  

「どちらか一方だけではダメなの?」と思う方もいるかもしれませんが、 どちらも飾るのが理想的 です。それぞれ異なる意味を持ち、五月人形は 子どもを守るお守り、鯉のぼりは 成長と出世を願うシンボル なので、両方飾ることで願いがより強くなると考えられています。

五月人形と鯉のぼりを片付ける時期は?  

これは、どちらも 5月中旬までには片付ける のが一般的のようです。

【五月人形の片付け時期】  

  • 5月5日を過ぎたら片付けを始める

  • 湿気対策をして収納するのが大切

【鯉のぼりの片付け時期】  

  • 5月5日を過ぎたら天気の良い日に片付ける

  • 雨ざらしにすると傷むので注意

五月人形と鯉のぼりは、それぞれ異なる意味を持ち、 両方飾ることで子どもの健康と成長、家族の繁栄を願って昔から伝統的に行われてきた行事ごとですね。飾る時期や片付ける時期を守りながら、端午の節句を大切に祝っていきましょう!

斉藤 あかり

斉藤 あかり

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