こんにちは!斉藤です。
ひな祭りが終わり、次の大きなイベントといえば、「端午の節句」こどもの日ですね!こどもの日に飾られる鯉のぼりや五月人形は、男の子の健やかな成長を願って飾るものです。しかし、どちらも飾らないといけないの?飾るタイミングはいつ?など疑問に思う方も多いと思います。
五月人形と鯉のぼりの違いとは?
五月人形と鯉のぼりには、それぞれ異なる意味と役割があります。
【五月人形の意味と役割】
男の子の健康と成長を願うお守り
鎧や兜が「身を守る」象徴
災厄を払う厄除けの意味がある
五月人形は、戦国時代の武士が身を守るために着用した鎧や兜に由来し、 子どもが健やかに成長し、災いから守られるように との願いが込められています。
室内に飾るのが基本で、お守りのような存在なのです!【鯉のぼりの意味と役割】
立身出世(りっしんしゅっせ)を願うシンボル
家族の繁栄を示す
「鯉が滝を登ると龍になる」という伝説が由来
五月人形と鯉のぼりはいつから飾る?
どちらも端午の節句に向けて飾るものですが、飾るタイミングには若干の違いがあります。

【五月人形を飾る時期】
一般的には3月下旬〜4月中旬
遅くとも端午の節句の1週間前までに飾るのが理想
ひな人形を片付けてから飾る家庭が多い
【鯉のぼりを飾る時期】
4月上旬〜中旬に飾り始めるのが一般的
地域によっては3月末から飾ることも
風のある晴れた日を選んで飾るとよい
五月人形と鯉のぼりはどちらも飾るべき?
「どちらか一方だけではダメなの?」と思う方もいるかもしれませんが、 どちらも飾るのが理想的 です。それぞれ異なる意味を持ち、五月人形は 子どもを守るお守り、鯉のぼりは 成長と出世を願うシンボル なので、両方飾ることで願いがより強くなると考えられています。
五月人形と鯉のぼりを片付ける時期は?
これは、どちらも 5月中旬までには片付ける のが一般的のようです。
【五月人形の片付け時期】
5月5日を過ぎたら片付けを始める
湿気対策をして収納するのが大切
【鯉のぼりの片付け時期】
5月5日を過ぎたら天気の良い日に片付ける
雨ざらしにすると傷むので注意

五月人形と鯉のぼりは、それぞれ異なる意味を持ち、 両方飾ることで子どもの健康と成長、家族の繁栄を願って昔から伝統的に行われてきた行事ごとですね。飾る時期や片付ける時期を守りながら、端午の節句を大切に祝っていきましょう!