猫と暮らすって、こんなにも幸せ——保護猫との日常

2025.02.08 17:00 - コメント - By 斉藤 あかり

「ただいま!」の声に、ふわっと寄り添う2匹の愛猫たち。

仕事から帰ると、マンチカンのアナキンちゃんは高い所からひょいっと降りてきて、

キジトラのルークちゃんはお気に入りのおもちゃをくわえて駆け寄ってくる。そんな光景に、一日の疲れもふっと和らぐ——。

この猫ちゃん達の飼い主は、私たちAPMの社員の山P。

仲良しな2匹ですが、実はキジトラのルークちゃんは保護猫でした。

「この子たちと過ごすうちに、毎日がもっと楽しくなりました。」と語る山P。

どのように保護猫を迎え入れたのか。実際に暮らしてみて感じたこととは——?

今回は、社員の山Pと愛猫たちの日常を取材してきました。

保護猫との出会い

花咲

なぜ保護猫を受け入れようと思ったのですか?きっかけはありましたか?

もともとペットショップから迎えたアナキンが1匹でお留守番するのが可哀想で……。そんなときにSNSで保護猫の記事を見たのがきっかけでした。

山P

花咲

なるほど、アナキンちゃんにお友達を……と思っていたんですね。

そうなんです。

軽い気持ちで保護猫施設に行ったのですが、キジトラの兄弟姉妹の7匹の子猫たちに目が行きました。その中で、1番小さくて目に怪我があった子が気になって。

山P

花咲

目を怪我してたんですか!!

はい。ご飯も他の子たちに奪われていて、なんだか目が離せなかったんです。

そして気づいたら……迎え入れてました(笑)

山P

大変だったこと

花咲

保護猫を迎える上で大変だったことはありますか?

 保護猫は過酷な環境を経験していることが多く、人馴れに時間がかかると聞いて覚悟していました。でも、ルークは最初から甘えん坊で(笑)

山P

花咲

それは意外ですね!

 そうなんです!だからコミュニケーションには苦労しませんでした。

ただ、目の治療や通院は必要でしたね。

山P

花咲

なるほど。治療は通院などがありますし、大変ですよね・・・

他に苦労したことはありますか?

 強いて言えば、コードを噛むことですかね(笑)。

山P

保護猫との暮らしで感じたこと  

花咲

保護猫を飼うことで変わったことや感じたことはありますか?

 命を育てるので、責任感は確実に芽生えますね。

山P

花咲

命と向き合うことは責任が伴いますものね。

生活では、どんな変化がありましたか?

まず、早起きになりました(笑)。ご飯を要求されるので。

山P

花咲

それは“動物と暮らしている人あるある”ですね(笑)。

あとは、猫の気配や物音で「今あそこにいるな」と分かるようになりました。あと、猫の「吐く音」には異常に敏感になります(笑)。

山P

花咲

おー!!それも猫の飼い主さんならではのスキルですね!

アナキンとルーク  

花咲

猫ちゃん達の性格や特徴はどんな感じですか?

アナキンもルークもオスなので、甘えん坊でのんびり屋さんですね。

山P

花咲

2匹とも甘えん坊さん?

そうなんです。似たもの同士で

新しいものにはすぐ近づいて、匂いチェックが入ります。

あと、ご飯の音にはとても敏感で、気付いたら背後にいます(笑)。

山P

花咲

可愛すぎますね!

新しく見るものは、ちゃんとチェックしてるのも可愛い笑

猫との日常  

花咲

では、日常生活の楽しいエピソードを教えてください。

まずは、帰宅時のお出迎えですね!

山P

花咲

え〜やっぱり、玄関で待っているんですか?!

はい!!仕事の疲れが吹っ飛びますよ!!

山P

花咲

それは最高ですね!

あとは、冬になると一緒に寝てくれることです(笑)。

山P

花咲

えー、それは羨ましい!湯たんぽみたいですね😊

保護猫を受け入れるということ

花咲

最後に、これから保護猫を迎えたいと思っている方にアドバイスをお願いします。

保護猫は、文字通り紆余曲折を経て「保護」された子たちです。

甘えん坊猫も沢山いますが、中には人一倍警戒心の強い子や人間不信な子、持病のある子、ハンデがある子も居ます。

山P

花咲

はい、よくテレビでも、人が怖くて近づけない猫ちゃんを見たりします。

はい。

なので、猫に限らず、保護施設から動物を引き取ろうと思っている方は、より一層の覚悟と飼い主としての心の温かさと包容力が求められるかもしれません。


環境省の出しているデータで2023年は約1.1万匹の猫が殺処分されているとのことです。


新しいペットを飼う際、ペットショップやブリーダーから飼うことを思い浮かべる方が多いと思いますが、品種や血統等にこだわりが無い方は保護施設からのお迎えも候補の1つに加えていただけたらと思います。

山P

花咲

少しでも、保護された動物達が新しい家族と一緒に幸せになれるといいですよね。

本日は、取材にご協力いただきありがとうございました!

動物との暮らしは、癒しだけでなく、大切な命と向き合うこともあります。

もし猫を迎えたいなと考えている方は、保護猫という選択肢もぜひ考えてみてください。 ちょっとしたきっかけで出会った猫が、かけがえの存在になるかもしれません。

山Pが、「迎えてよかった」と心から感じているように、猫との暮らしが、あなたにとっても素敵なものになりますように。
斉藤 あかり

斉藤 あかり

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